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最終回  格助詞「が」と係助詞「は」の性質と読点、要るの?要らないの?(全4回)

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いよいよ最終回です。

4回にわたり、

格助詞「が」係助詞「は」の違いについて、

書いてきましたが、

あと少しで終わりです。

最終回は、

格助詞「が」係助詞「は」の性質と

読点「、」が要るのか?要らないのか?です。

この2つは、連動しているので、一気に終わります。

④性質

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「が」の「主語と述語は、くっつく。」とは

「鼻が長い」という文には、

「鼻が」という情報と、

「長い」という2つの情報が存在しています。

この2つの情報のうち、

聞き手や読み手に

どちらをより伝えたいのかというと、

「鼻が」です。

ただ「鼻が」だけを伝えても仕方ないので、

「が」は、

「鼻が」と「長い」をくっつけ、

「鼻が長い」という新情報として、

聞き手や読み手に伝えようとします。

「鼻が長い」という情報は、

「長い」を伝えたいわけでは、なく、

あくまでも「鼻が長い」という新情報が伝えたいのです。

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また、「が」には、

「主語」と「述語」をくっつけるという性質がある以上、

「が」の後に「読点は、要らない」という考えになります。

勿論、絶対ではありません。信仰の問題です。

 

「は」の「主語と述語を離す。」とは

「鼻は、長い」という文には、

「鼻は」という情報と、

「長い」という2つの情報が存在しています。

この2つの情報のうち、

聞き手や読み手に伝えたいのは、

「長い」です。

「は」は、

「鼻は」という「問い」を設定します。

そして、

「長い」は、

「鼻は、どうか?」という問いに対する答えとして、

聞き手や読み手に伝わります。

「鼻は、長い」という情報は、

「問い(=鼻は)」と「答え(=長い)」という

関係になっており、

より伝えたい情報は、

問いの答えとなる「長い」です。 

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また、「は」には、

「主語」と「述語」を離すという性質がある以上、

「は」の後には「読点が要る」という考えになります。

勿論、絶対ではありません。信仰の問題です。

 

実験

本当に格助詞「が」は、

「主語」と「述語」をくっつけようとするのか?

下のAとBの文を読んでみて下さい。

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どうでしたか?

Aの文を読んだとき、

「?」となりませんでしたか?

能力の高い人は、不具合があっても自動で修正してしまう機能がついているそうなので、「?」とならないそうですが。taketakechopは、この修正機能がないので、「?」となります。

なぜ、

この「?」という感覚が起きるのかというと、

格助詞「が」は、

すぐ後ろに続く動詞・形容詞・形容動詞とくっこうとするためです。

ちなみに

Bの文は、

「私は」どうしたのか?という問いと、

その問いに対して、

「走るどろぼうを捕まえた」という答えの型になっているので、

「?」となりません。 

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この文を改善するためには、

なるべく、「主語」と「述語」の間には、

他の述語=動詞・形容詞・形容動詞をはさまない方がいいので、

Aパターン 語の順番を変える。

「私が」を「捕まえた」のすぐ前に移動させる。

Bパターン 読点「、」を打つ。

「私が」と「走る」は、

つながっていないということを示すため、

読点「、」を打つ。

改善例

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実験結果

格助詞「が」は、

本当に「主語」と「述語」をくっつけようとした。

 

⑤読点

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④で、ついでに説明したので、省略します。

 

まとめ

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格助詞「が」

主語・述語の内容新情報として扱いたいときに使う。

そのとき、

より強調されているのは、主語。

格助詞「が」は、主語と述語をくっつける性質があるので、

基本、読点「、」は、打たなくてもいい。

 

係助詞「は」※中学文法では、「副助詞」として扱う。

主語・述語の内容を「問い=答え」として扱いたいときに使う。

そのとき、

強調しているのは、「答え」になる述語

主語=「問い」、述語=「答え」という型になっているので、

基本、読点「、」は、打った方がいい。

  

長かったですが、ようやく終わりました。

疲れましたね。

勿論、これは、ひとつの説です。

正しいか、正しくないかは、はっきり言って、

分かりません。

僕は、

小学生のときからずっと、

「が」「は」、悩んでいましたが、

 2013年の夏、

ようやくこの考え方に辿り着いて、

「が」「は」では、悩まなくなりました。

 

「最後まで頑張って読みましたよ」という

奇特な方々には、

もう一度、感謝申し上げます。

ありがとうございました。