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なぜに失敗!?『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』taketakechop的観点別評価

映画の話13

2017年『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』(アレックス・カーツマン監督)

The Mummy

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【基本情報】

ユニバーサル映画が

企画展開する新事業「ダーク・ユニバース」の第1作目。

1932年『ミイラ再生*1』のリブート作品。

公開初週末の全米興行成績を3500万ドル~4000万ドルと予想するも、

3168万ドルに終わり*2、予想を下回った。

監督は、アレックス・カーツマン*3

主演は、トム・クルーズ

 

勿論、トム・クルーズは、嫌いでないから、良いのだけれでも、

ただ、この新事業を託すことのできる

40代前半の力ある俳優が

今、ハリウッドには、枯渇しているんだな。

いろいろなところで酷評されてしまった*4作品なので、

今更、あれやこれやと言うこともないとは、思うけど、

次の6観点によるtaketakechop的評価をどうぞ。

①とにかくモンスター映画を求める人

②見せ場アクションを求める人

トム・クルーズの恰好良さに期待する人

④歴史的事実とオカルトの融合求める人

⑤筋を大事にしている人

⑥「ダーク・ユニバース」計画に過大に期待している人

【とにかくモンスター映画を求める人】

1999年の『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』や、

2014年の『ドラキュラZERO』などの

ユニバーサル怪奇映画が好きな人 *5や、

米Showtimeの

『ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~』を

関心をもって観た人は、

楽しめるはず *6

★★★★

【見せ場アクションを求める人】

画面的に飽きることは、ないが、

語り継がれるような印象的な場面はなかった。

 ★★★

トム・クルーズの恰好良さに期待する人】

トム・クルーズは、

顔がちょっとふくっらとしていて、

シャープさに欠けるビジュアルだった。

現金第一主義というわけでもなかったし、

軽薄そのものというわけでもなかったし、

自己中心的というわけでもなかったし、

正義感に溢れるわけでもなかったし、

主人公の特殊スキルの提示も特になく、

キャラクターの魅力は、なかった。

トム・クルーズ出演作品の中では、

「最低の出来」という評価もあるそうだが、そこまでは、思わないが、

並みの並みか(!?)。

ただ、2005年の『宇宙戦争*7よりも

恰好良くない。

宇宙戦争』の主人公は、

冴えない中年*8バツイチのお父さんに対して、

本作『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』は、

盗掘もする軍人で、

キャラ自体の恰好良さは、

「コンテナオペレーターのお父さん<盗掘する軍人」になるにも関わらず、

実際は、

「コンテナオペレーターのお父さん>盗掘する軍人」になっているところが、

この問題の深さか。

 ★★★

【歴史的事実とオカルトの融合求める人】

古代エジプト、邪神セト、十字軍騎士団などが出てくるも、

自分の不勉強のためか、

歴史的事実には、グッとはこない。

また、

ホラー要素よりもアクション要素が強くなっているためか、

それとも、

当たり前のようにミイラが出てきて、ホラー要素が薄いためか、

そもそも恐怖の仕掛けがないためか、

よくわからないけど、

オカルト的な怖さは、あまり感じなかった。

 ★★

【筋を大事にしている人】

一応、英語、日本語吹替、日本語吹替で、3度観たが、

自分の集中力のなさからか、

3度とも30分過ぎからポヤーンと分からなくなる。

序盤のキャラ説明は、

「★★★★」で興味・関心を持てたが、

30分過ぎからは、興味・関心が薄れ、「★」に。

60分過ぎの

「物語の全景」説明や

「新事実の提示」にも興味・関心を持てず、「★」、

主人公のすべきことが明確になる70分あたりから、

どうにか意識が戻るが、「★★」のまま終幕へ。

 ★★

【「ダーク・ユニバース」計画に過大な期待している人】

オープニングのロゴタイトルは、楽しめるが、

第一弾としての

しびれるような爆発力は、なく、

今後に一抹の不安を感じてしまう。

★★


【まとめ】

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トム・クルーズが好きな人で、

モンスター映画を愛してやまない人は、

旧作レンタルなら十分楽しめるでしょう。

僕は、

『ハムナプトラ』の隣に並べったかので、廉価版を購入した。

ついでに『ハムナプトラ』と『宇宙戦争』の

taketakechop的観点評価

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taketakechop.hatenablog.com

 

*1:1930年代に展開した『魔人ドラキュラ』、『フランケンシュタイン』に次ぐ怪奇映画第三弾。主演は、フランケンシュタインボリス・カーロフ

*2:同じ『ミイラ再生』のリブート作品『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』の4336万ドルを1000万ドル以上下回る。うーむ、残念。

*3:監督としてより、脚本家として有名。主な脚本作品は、『エンダーのゲーム』、『アメイジングスパイダーマン2』、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』 。

*4:映画批評集積サイト「Rotten Tomatoes」では、批評家支持率は、15%、平均点は、10点満点で4.2点の低評価。

*5:ユニバーサルスタジオの「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」を好きな人も同じく。

*6:当たり前か。

*7:スティーブン・スピルバーグ監督とは、2002年『マイノリティ・リポート』以来の2作目。

*8:港でコンテナ荷の積み下ろしを生業としていた。ただし60分に40個下すスゴ腕コンテナオペレーター。