taketakechopの小話の世界

taketakechopが展開するイラスト・映画・文法にまつわる小話の世界です。

「Smart News」抜きでアクセス人気のあった記事
第1位『名探偵コナン』少年サンデーコミックス版の「カバー後ろそで」の「青山剛昌の名探偵図鑑」1~3巻 
第2位常時ストックしてある「カレーレトルト」4選
第3位本家に迫っているんではないかと思われるカヴァー曲集め
第4位今更ながら、米津玄師!! 10月20日新曲「Flamingo」YouTube公開!!
第5位宮崎駿の音楽 『紅の豚』~『風立ちぬ』【後編】

イーストウッドの『ダーティー・ハリー』

Dirty Harry(1971)

ダーティハリー コレクション スペシャル・バリューパック(初回限定生産/5枚組) [DVD]

ダーティー・ハリー (メイン・テーマ)

ダーティー・ハリー (メイン・テーマ)

  • シティ・オブ・プラハ・フィルハーモニック・オーケストラ & Wadsworth
  • サウンドトラック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

 久しぶりに『ダーティー・ハリー』を観ました。『ダーティー・ハリー』は、『マンハッタン無宿』(1968)、『真昼の死闘』(1970)、『白い肌の異常な夜』(1971)に続く、「ドン・シーゲル」×「クリント・イーストウッド」コンビの4作目。クリント・イーストウッド扮する「ハリー・キャラハン」が活躍するアクション刑事映画で、1988年までにシリーズ5作品が制作されています。

ダーティハリー2(字幕版)  ダーティハリー3(字幕版)

ダーティハリー4(字幕版)  ダーティハリー5 [DVD]

個人的には、原題がいいなーと思っています。2は『Magnum Force』、3は『The Enforcer』、4は『Sudden Impact』で、5が『The Dead Pool』です。

Clint Eastwood: A Life in Pictures

The Man With No Name: Clint Eastwood
 クリント・イーストウッドは、最高に顔がいい。今、見ても全然カッコいいと思いますが、どうでしょうか。話が脱線しますが、思い出しました。小学生の頃、テレビで『ダーティー・ハリー』を観たとき、ハリー・キャラハンが上の歯と下の歯をくっつけて喋る姿に僕はシビレ、早速、学校で「お前が悪いんだろう」と歯と歯をくっつけて、悪態をつくと、周囲から「なんだ、あいつは?気持ち悪いぞ!?」と冷ややかな視線を受けたことを。そのとき、カッコいい人の真似をしても、誰もがカッコよくなる訳ではないということを知りました。

 それはさておき、久しぶりに観て思ったのは、日本語訳がなかなかでした。劇中での「ダーティー・ハリー」の訳は、「お不潔ハリー」でした。なぜ、「お」をつけて丁寧語にしているのか?という疑問もありますが、一番は、なぜ、「不潔」!?同僚から「髪の毛切れよ」なんて言われる場面もありましたが、それほどボサボサな感じではなく、むしろ決まっているように見えました。服装も小綺麗でした。「お不潔」は謎のまま、話は進行していくのでしたが、前半部分で、理由が判明しました。

 夜、路地裏を捜査する場面で、ハリーは「覗き」と間違えられ、強そうには見えない中年男性陣から殴る蹴るの暴行を受けるのです。(キャラハンは、弱い?それとも優しい?この後、中盤で今回の物語の犯人と格闘の末、肋骨を折られるので、弱いのかもしれません。)結局、新米相棒チコに助けられ、チコから「覗いていたのか?」と詰問され、「違う」と返答するも、チコは「思いあたったよ」と意味ありげに言います。(多分「覗き」=「不潔」の発想!?)「何が?」と聞き返すハリー・キャラハンに「About why they call you Dirty Harry.」とチコは、答えます。(肝心の「About why they call you Dirty Harry.」の訳が「ダーティーハリー」になっていましたが、いや、ここでこそ「お不潔ハリー」がピッタリなのにと残念でした。)そして、この「About why they call you Dirty Harry.」に対して、僕がイメージしていたハリー・キャラハンの行動は、「なんだと、この野郎」「ふざんけじゃないぞ」とビートたけしばりに「殴る、蹴る、暴言を吐く」でしたが、劇中のハリー・キャラハンは、ばつが悪そうにただ無言でした。

 ハリー・キャラハンは、言動が暴力的故に「ダーティー・ハリー」と呼ばれているのだと思い込んでいましたが、今観ると、それほど「ダーティー」だとは思えませんでした。(時代がよりより過激になったのでしょうか?)劇中で、なぜ、自分が「ダーティー・ハリー」と呼ばれているのか、ハリー・キャラハン刑事、自ら答えていたので、一応ここに書き記しておきます。

 

「汚い仕事専門だから、『ダーティー・ハリー』なのさ。」

  

ダーティハリー [Blu-ray]

ダーティハリー [Blu-ray]

 
クリント・イーストウッド ブルーレイ・コレクション [Blu-ray]

クリント・イーストウッド ブルーレイ・コレクション [Blu-ray]