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ケンシロウ怒りの鉄拳

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中学生の頃、

「あたたたたた」でお馴染みの

北斗の拳』を愛読していた。

当時、taketakechopは、あまりケンシロウが好きでなかった。

なぜだろう?

自分より他人を優先するところを

優等生のように感じたからで、あろうか?

犠牲の人過ぎて、心配になるからで、あろうか?

それとも、

ブルース・リーより

ジャッキー・チェンが好きだったからで、あろうか?

ところが、

この前、『北斗の拳』を読み返していて、

優等生でもない、犠牲の人でもない、

ケンシロウを見つけた。

JCコミックス 北斗の拳 第5巻の中の、

ジャギ編「怒拳四連弾!!」の巻、

ジャギは、ケンシロウの義理の兄で、

腕前が劣る上に、性格に難があるという人物。

なぜ、こんな男が北斗神拳の伝承者候補になっていたのか?

謎だったが、

1986年に発行された

北斗の拳 SPECIAL ALL ABOUT THE MAN」という雑誌に

同じような質問と解答があったので、

Q、「リュケンは、なぜジャギのような人間を養子にしたのですか?」

A、「兄弟を競いあわせるためには、

   ジャギのような毒を持った人物も必要だったのです。

   彼があのような破壊者になったのも、

   兄弟間の競争に敗れたからで、

   もともとは、拳法の才能豊かな人物だったのです。」

知らんかった、悲劇だ。

リュウケン(師父)のアフター・ケアがしっかりしていれば、

救われていたのかもしれないと考えると、ことさら気の毒。

継承者争いに敗れたジャギは、

ケンシロウに難癖をつけるも、ボコボコ(10発程度?)に殴られ、

おまけにハゲさせられてしまう。

その後、

「このうらみはらさでおくべきか!!」と

ジャギは、

ケンシロウに復讐するため、謀略、謀略で、数々の悲劇が展開してしまう。

「怒拳四連弾!!」の巻は、その決着場面。

ケンシロウは、言う。

「きさまの謀略のために果てた4人の怒り…

悲しみをじっくり味わうがいい!!」

そして、

「これは、シンの分!!」と言いながら、

2ページ見開き、上段を使って、

ジャギの胸から顔面にかけて、

4~5発、足の裏で蹴り上げる。

さらに、

顔面から胸にかけて、

右、左、右と3発、拳で殴り、

「ユリアの分だ!!」と。

ユリアは、ケンシロウの婚約者だ。

しかし、

これは、1ページの6分の1程度のコマと控えめだ。

3発目は、

ボウガンの矢を見せながら、

「三人目は、あの幼い兄弟の分!!」と言い、

ドスッとジャギの胸に矢を突き刺す。

これは、1ページ3分の1程度。

そして、最後は、

「最後にこれは…」

「きさまによってすべてを失った」

「おれの…」

「おれの…」

とオーラ全開で、怯えるジャギに滲み寄り、

ページの半分を使い、

「このおれの怒りだあ!!」と絶叫!!

1ページを使って、

ジャギの左こめかみから頬にかけて、

右の握り拳を叩きつける。

気分爽快。

自分の怒りを最優先にしたケンシロウ

「そういうときもあったんだ。」と

少しばかり安心した。

しかし、

ケンシロウの旅は、まだまだ続く(残り22巻)。